ホーム > 更新情報 + 日記 > 特集(日記より抜粋) 「ピアノを楽しく弾いちゃおう!講座」
ピアノを楽しく弾いちゃおう!講座
「その気になること」がまず、何より重要だと考えます。その想いが、全ての過程において力強い「エネルギー」となります。誰かから影響を受けるには、ライブに行き、目の前で素晴らしい演奏を聴くことができればベストなんでしょうけれど、手軽に楽しむにはCDが良いでしょう。ご参考までに、私が好きなピアニストを挙げておきます。
a.ジョージ・ウインストン
彼の音楽を聴くと、心が共振します。彼の音楽には、相当に近いものを感じます。
b.西村由紀江
とても純粋な音楽を作ります。ジョージ・ウインストンとは違い、譜面も多く発売されています(彼の場合は、自分の曲が譜面になるのを好みません。そもそも、自分自身でも譜面など持っていないのではないでしょうか。参考:http://www.sky.sannet.ne.jp/k-shimizu/WH/page021.html ここを見ると、彼の特徴が私と極めて似ていることに驚きます。だから、親近感が湧くんだろうな・・)。西村由紀江の作品は、とてもシンプルで心に響く美しいものが多いです。最近では音楽を身近で聴いて欲しいと、小学校を回ってコンサートを開いています。彼女が持つそのような温かい心が、ピアノ作品にも反映されています。
せっかくピアノの練習を始めるのですから、良い作品を弾きたいですよね。そこで私は彼女の作品をお勧めしたいです。お勧めの作品集としては、「ヴァージン」でしょうか。CDと譜面が出ていますので、是非両方買って練習しましょう。曲を聴いてからやると、耳が覚えているので譜面を読む上でもかなり効果的です。
もし、音符の知識が全く無くて譜面が読めないという場合は、まず、本屋へ行って音符について書かれている本を探しましょう。選ぶ際のコツとしては、なるべく薄っぺらい本を探すことです。薄い本は、必要なこと「だけ」が書かれていますので、難しい内容に困惑する必要がありません。実は、ピアノを弾く上で最低限知るべき事というのは、あまり多くはありません。
薄くて初歩的な本というと、ピアノを始める子供向けに書かれたものも少なくないでしょう。良い内容だと思ったら、恥ずかしがらずに「オレが弾くけど何か?(-e-)」と堂々と買いましょう。
楽器でも運動でも同じですが、「イメージトレーニング」は自らの成長を助けます。好きな女の子が、目を「はぁと」にして聴き惚れているところを想像するのも良いでしょう(笑)。冗談はさておき、「思い込み」って相当に重要です。
「好きこそ物の上手なれ」です。その曲を聴くと鳥肌が立つ、感動して涙が出るくらいのものがちょうど良い。楽器を始めてすぐに挫折してしまうのは、つまらない練習曲から始めるからです。練習曲は、様々な指の動きや曲のスタイルを学ぶ為のもので、その達成目的が違います。
しかし好きな曲とはいえ、極めて困難な作品を選ぶのは現実的とは言えません。譜面に目を通し、書かれている音符の少ないもの、これなら弾けると思う作品を選びましょう。自分が好きと思える曲であり、且つ現実的に(近い将来)弾けそうな曲を選べば、日々成長していく自分が分かり、練習が最高に楽しくなります。楽しくなれば、多少難しく思えても乗り越えられます。
練習曲でつまずいてしまうのは、その練習が大変だと思った時に、乗り越えられるだけの「動機」がないからです。
初歩的な教本というと、ビックリするくらい大きな音符が並んでいると思いますが、動揺せずに落ち着いて練習しましょう(-e-;)フ〜。とてもいい指の運動になりますし、指の動かし方も分かるようになります。パソコンのキーボードを速く打てる人は、基本的にピアノでも指が動くと思いますよ。私も、ピアノを弾いた後のキーボードタッチは速いです(カタカタカタカタカタ・・・)。
とにかく、目標をはっきりさせた上で練習曲をやるならば、最初のつまらない印象とは全く違うはずです。別段大変とも思わず、楽しんで出来るでしょう。
これからピアノを始めようとする方にとっては、ピアノに触れるということすら不慣れなわけですから、最初はうまくいかなくったって気にする必要はありません。少し疲れてきたら、休憩して好きなピアノ曲でも聴きましょう。あるいは、譜面など全く見ずに自由に鍵盤を叩いてみましょう。「あれ?今のフレーズ、曲になってない!?」みたいな偶然の発見もありますよ。それを覚えておいて、後々曲に仕上げるのも良いでしょう。実は私自身も、そうやって作曲していたのですから。
地味です。正直言って、練習というものは地味です。ですから時折自分を見つめて、「僕は一体何をやっているのだろう・・・」と自問する瞬間が訪れると思います。そういう時には、ピアノを始めるきっかけとなった音楽の素晴らしさを思い出してみて下さい。「あー、やっぱしピアノはええな〜」と、改めて感動しましょう。とことん陶酔(とうすい)しましょう。弾く気が起こらなかったら、何日かお休みしてみましょう。私がギターを独学でやっていた時には、一ヶ月くらい何もしなかった時もありました。でも、ちゃんと復活できるのです。音楽に対する愛情さえ失わなければ、心配ありません。
しばらくすると、指の動きなどでどうしてもうまくいかないという事が起きてきます。それが起きる理由は、あなたの「脳」が、まだその指の動きを知らないからです。最初は、指がもつれてうまく弾けませんが、これでもか!!というくらい反復練習をしていると次第に動くようになります。それらの動きを、小脳が記憶してくれればしめたもの。あとは、考えずに弾けるようになります。
とにかく、ある壁にぶつかった時には、それなりの鍛練(たんれん)とそれをやり通すだけの意地が必要なのです。そうやって、自分の脳を開発していくわけです。
ちなみに苦手な部分の反復練習をする時には、なるべく人に聞かれない状況を作りましょう。電子ピアノなら、ヘッドフォンをしたりボリュームを下げたり。普通のピアノなら、弦に布を当てたりペダルを踏んで音を抑えることもできます。練習している本人はあまり感じませんが、周りで聴いている人には相当なストレスとなりますので、そのうち具合が悪くなって気絶するかもしれません(!?)。あるいは、気がおかしくなったのかと心配されるかもしれません(!?)。つまり、周りの人に対する配慮も大切なのです(笑)。うまく弾けるようになったら、耳にタコができるほど聴かせてやって下さい。
音楽は楽しく、素晴らしいものです。誰かに強いられてするものではありません。どうしても弾くことが辛くなってしまったら、聴き手に回ることも一つの選択です。